自己肯定感　3点考察【エッセンシャル思考】

どーも、世良ケセラです！
メンタルブレイクしてから、すり減った心を取り戻すために、たくさんの本を読みました。
同時に、様々な要約系Youtuberの方のYoutube動画も見ました。その中で感じることがありました。

「人によって、大事だと思うところ（刺さる部分）は違う！！」

当たり前だと言われればその通りなのですが、そこがやはり要約動画を見るだけでは心に残らないところだと思いました。
そして、もうひとつ。
1冊の本の中で心に残しておきたいと思う部分もそう多くはない。（もしくはそんなに多くあれば、どれが重要なのか自分でもわかっていない）と感じるようになりました。
そこで私は、1冊の中で心に残しておきたい部分（フレーズや考え方）を3つに絞ろうと考えました。
特に「自己肯定感と向き合う世良」が感じる3点を、引用と共に考察できれば自分の備忘録になりますし、（奇跡的にこの文章を目にしている方がいれば笑）見てくれた方が本に興味を持ってくれるきっかけになるのではと！！確信したのです！！！（いきなりどうした）
紹介する本は、世良が自信を持ってオススメする（ベストセラーとかめちゃめちゃ人気書が多いと思いますが笑）ものたちです。ぜひ読んだことある方は、懐かしむもよし、そこが刺さるんやな～もよし！で楽しんでもらえると嬉しいです！さっそくレッツゴー。

やはり1つ目はこれになると思います。
現代は選択肢が多すぎると言われます。あれもやりたい、これもやりたいで多くを選択すると、どれにも集中、注力できず、目立った成果を残せない。まさに高校教員として勤務していた時にも、この葛藤を感じていました。授業、部活、学級経営、学校行事、校務分掌、事務作業まだまだ書き切れないほど日々、膨大な業務に追われていました。その結果、どの業務にも注力しきれず、満足のいく成果を残しにくい環境が確かに存在します。仕事だけでなくとも、生活にも選択肢はあふれています。
その中で必要なのは、「本当に大切なものは何なのか。」を見極め選ぶこと。筆者に言わせれば、

その本当に大切なもの以外は、全て捨てるべきもの

何かのチャンスをつかむということは、何かのチャンスを捨てることだ。
人間は、今持っているものを手放すときには抵抗を感じます。心理学で「保有効果」と呼ばれるものです。
ただ、手放す、捨てる、選ばないだけでは心にしこりが残るかもしれない。でも、その数少ない選んだものをよりよいものにするという考えがセットであれば、その選択に集中できるのではないか。

人間関係にも通ずる部分はあると思う。
繊細な人は特に、誰にも嫌われないように振る舞おうと頑張ろうとする人が多い。
でも多くの選択肢を選ぶと、そのぶん注力しにくい。
本当に大切な人、それは自分を大切にしてくれるひとだと思う。
より少なく、より良い人間関係を強く築いていく方がきっと幸せなんだと思う。

自己肯定感に関する書籍を読んでいた中で、自己肯定感にも種類があるという文章を読みました。
その中の１つとして紹介されていたのが、「自己決定感」。まさに自分にも当てはまると思いました。
誰かに決められた志望校に合格しても、満たされない。
誰かに決められた人と結婚しても、自分にとって価値のあることと感じない。
誰かに決められた仕事を一生懸命しても、達成感がない。
ここに共通するのは、自分で決める、自分で選択することの欠如である。
人は自分で選んだものに価値を感じる。そしてその積み重ねが自分のあるがままの存在を認めることにつながる、と思いました。
極論、選んだことで失敗しても、価値や、やりがいは感じると思う。
それぐらい自分で「選ぶ」ということには自己肯定感を満たすパワーがある。
ただ、本書にも書かれていたように、仕事のできる人間には、色々な価値の低い仕事が回ってくることがある。
本当に大切なものを選択させないように邪魔してくる人、環境、誘惑はたくさんある。
自分の中に確固たる意志を持って、
・迷わない
・流されない
を実行して、より少ないものをより良いものにしていきたいですね。

ラグビーの強豪チームを率いた指導者が大切にしていた指導が「WIN」。
もちろん単に勝つということではなく、アルファベットの頭文字を取っているらしい。
「What’s　Important　Now」　→　「今、何が重要か。」
これも選択、に関連する考え方だと思う。
特に過去や未来のことを考えず、今に集中するという意味を持っているようです。
一生は、一瞬の連続である。と誰かが言ったように、集中するときには過去も未来も考えず、今に集中する。これは目標達成にも、生活の中にも使えそうだ。
過去のトラウマを抱え、何をするにも不安な気持ちが消えないという人も多いと思う。
でも、言い方を変えれば、それは過去を見つめる、考えるという選択をしているということ。
私たちは、考えるべきことが多ければ多いほど、力は散漫になってしまうんだった。
ならば、できるだけ意識的に、過去の嫌だったことは忘れてしまおう。
もっと力を注いで、やるべき自分にとって大切なことがあるはずなんだ。

筆者は言う。「エッセンシャル思考の恩恵は、一生モノ」
選択肢にあふれた現代に。自分の考えが明確にしづらいと感じている人に。
迷うことが多い人に。もやもやが消えない人に。
1度読んでみてほしい1冊です。
「シンプルな人生は幸福である」
偉人たちの言うこのコトバを少し信じてみて、私も幸福に近づいていきたい。

大丈夫。なんとかなる。Que Será, Será～　またね。